長野市出身とみられる27歳の女　フィリピンで逮捕　「明るい性格だった」と知人

「ルフィ」と名乗る日本人の男らが、相次いでフィリピンから強制送還された一連の事件。

この詐欺グループに関与しているとされ、フィリピンで逮捕された20代の女は、長野市の出身とみられることがわかりました。 フィリピンの首都・マニラで2月末に逮捕されたのは、寺島春奈（てらしま・はるな）容疑者27歳です。

滞在延長の手続きに訪れた入国管理局で拘束されたということです。 フィリピン当局によりますと、寺島容疑者は警察官や財務省の職員になりすまし、キャッシュカードを盗んだとして、2022年9月に日本で指名手配されていました。

捜査関係者によりますと、寺島容疑者は「ルフィ」と名乗る男らが強制送還された、特殊詐欺グループの「かけ子」とみられています。 その後の取材で、寺島容疑者が長野市の出身とみられることがわかりました。 知人の男性によりますと、寺島容疑者は、中学時代はソフトテニス部に所属し、明るい性格だったといいますが、「誰かをすぐ信じてしまう雰囲気はあったので、そういう道にいってしまったとしたら残念です」と話しています。